ギリヤーク尼ケ崎さん(90)が1年の区切りと位置付ける毎年10月の公演は、例年、新宿の屋外スペースを会場としてきましたが、横浜港の大さん橋に場所を移して行われました。
路上で踊り始めて52年になるギリヤーク尼ケ崎さんは、主に観客からの投げ銭で生活してきましたが、年齢と共に体は衰え、心臓にペースメーカーが入ってるほか、パーキンソン病と脊柱管狭窄症を患っています。ただ、今年は去年よりも体調はよく、予定していた5つの演目を踊り切って、集まったおよそ600人の観客からは声援と投げ銭が飛んでいました。
これまで「90歳までは踊る」と話していたギリヤークさんですが、この日は「100歳まで頑張る」と新たな目標を設定していました。